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楽器をゲットする方法#4

ウクライナへ出向いて楽器をゲットする、、、

当面の最終回として、ウクライナでの製造地めぐりを考察します。

話は楽器のあるところへ出向いてゲットするという、ある意味当然の方法へと向かっていきます。チェルニーヒウ工場(地名から付けられたその楽器の総称)はどうしているのか?この会社は残念な事にウクライナの独立の年から棺おけ工場になってしまい、バンドゥーラの製作から手を引いてしまいました。従って今現在のウクライナではバンドゥーラの工場はリヴィウ市にしかないのです。

そうは言ってもたくさんの職人の居たチェルニーヒウには、個人的に楽器の修理や再生&販売をしているとの事です。それは何もチェルニーヒウだけではなくて首都のキーウにもそういう人達がいます。バンドゥーラ奏者の多くがいると言われる首都にいないわけが無いでしょう。ですから人づてにそういう職人達とコンタクトが取れれば、直接専門家から購入する事が可能です。(インターネットで検索をすれば直ぐに出てくるだろうと思うでしょうが、バンドゥーラ関係者はインターネットとは無縁の世界に住んでいます)

いよいよ最後の仕上げ。ウクライナ唯一のバンドゥーラ工場へ出向く方法です。

ウクライナへ行くついでに楽器をゲットする。これを私は地で行きました。(自というべきか?)ただしこの工場の主力はギターであり、バンドゥーラはその中のほんの小さな一部として生産しているのみ。もとい、ここでは受注生産を中心に行っているために、私はカナダに居た頃から連絡を取って「取りに行くから」と約束をして確約を取り付けました。
楽器の受け取り


その経験から工場へ直接出向くと言うのはかなりリスクが高いと言えます。先ず連絡なしに工場へ行っても門前払いを受ける可能性が高い。(工場の受付と言うよりは強面の門番がいると言う感じ。先のカテリーナさんと工場へ行ったときにも大変に苦労して許可を得ました)

仮に工場への入場を許されたとしてもショウルームがあるわけでなし、直営店があるわけでもなし、楽器を常時展示している楽器屋も無いのです。要するに展示品というものが存在しないために直接出向いて工場でゲットするのも運が左右します。

これまでの話からバンドゥーラをゲットするための「これ」といった秘策がありません。ネットオークション、カナダ、ウクライナ、それぞれ一長一短がありますので残りは運と情熱と楽器にかかっているといえましょうか?

バンドゥーラをどうしても手に入れたい人はこれまでの話しを熟読の上、7月に予定されているカテリーナさんのバンドゥーラ・ワークショップで実際に楽器を手にとって感じてもらうのが一番いいのかもしれません。

カテリーナさんのワークショップについては決定次第ここでお知らせします。
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Date: 2012.05.31
Category: 楽器について
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楽器をゲットする方法#3

バンドゥーラをゲットするための究極の方法は、、、

今回はバンドゥーラの生産地「ウクライナ」へ出向く事を書いてみます。

バンドゥーラの生産地と言えばもう間違いなくウクライナ。当然と言えば当然ですね。今から10年ほど前にウクライナへ行ってバンドゥーラを買ってきたパイオニア的な女性がいました。美奈さんと言う方の書いた「パンドゥーラの幻」と言う話がこちらのサイトに載っていたのです。(このサイトへの連絡方法が分からなかったので、この場を借りて御礼申し上げます。何かありましたら御連絡をお願いします)

当時の私はバンドゥーラについてパンフレットを書ける程度の知識は得ていましたが、現地でバンドゥーラをゲットしてしまった美奈さんの行動力には恐れおののいてしまいました。この話に触発されてウクライナで楽器をゲットしようとした人とも出会ったことがあります。しかしウクライナでも正規の流通は無いために殆ど運に任せるより方法が無いようです。

2005年、私が初めてウクライナへ行った年、私は幸運にも独立記念日の会場に居合わせたのです。ユーシチェンコ大統領の挨拶をしている中、私はそこから歩いていけるお土産屋の連なる坂へと向かっていきました。流石に独立記念日らしくお土産屋の数は普段の3倍以上に膨れ上がっており、道の両端に敷物が敷き詰められていてたくさんの展示物が(ガラクタが多い)並べてありました。

驚く事はバンドゥーラの数も多いことでした。物は判で押したようにチェルニーヒウの55弦キーウモデル。しかしどれもこれも程度は悪く、割れている物、弦が切れているもの、やたらと汚い物、そこいらに投げているため傷だらけのものなど、、、これでも値段は2~3万円だと言う事でした。

後日同じ場所を訪れてみました。しかし既に日常のお土産屋状態に戻っており、独立記念日の盛り上がりはありませんでした。ところが意外な珍品を見つけてしまったのであります。「どんな楽器を選ぶべき?」で触れましたが、バンドゥーラにはチェルニーヒウだけではなくて他のメーカー、リヴィウ・バンドゥーラもあるのです。
リヴィヤンカ

この楽器!買わなかったことを後悔するほどの素晴らしいコンディション!なんと言っても完全な状態である上に表面版の木目が揃っていて、きっと素晴らしい音がすることだったでしょう。こういう珍品が出ることがあるのが怖いところです。

もちろん現地の楽器屋で行く事が可能であれば、バンドゥーラを巡るチャンスは増えます。

ただ、前にも言いましたが「楽器屋=バンドゥーラを置いてある」という図式には縁が必要です。
Date: 2012.05.31
Category: 楽器について
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どんな楽器を選ぶべき?#2

バンドゥーラの種類は?

バンドゥーラを見ることはなかなか難しい事で、日本ではカテリーナさんの演奏会へ行くか、同バンドゥーラ・セミナーに参加してバンドゥーラに触れてみる以外に方法は無いでしょう。

ネットオークション上に出てくるキーウ・スタイルのバンドゥーラには2種類あります。一つはチェルニーヒウ工場で作っていたもの、そしてもう一つはリヴィウの工場で作っていたものです。両者について説明します。

チェルニーヒウのバンドゥーラは前に説明したので簡単にします。この楽器はかなり普及しているのでバンドゥーラの代表的なモデルになっています。そう言う意味では大変に人気が高く、55弦の標準として分かりやすいです。
チェルニーヒウ55弦

構造的にはスタロスヴィツカの一枚板板のくり抜きを継続しているために、裏板は大きな木材を寄せてそれをくりぬいてあります。その意味では頑丈で壊れる事はありませんが、重い故に音の響きや音量の面で若干不利なところはあります。

しかしながらこの楽器の作られ始めた1960年代後半の物は、その頃の職人気質を反映してか後期の楽器と比べてそのつくりは素晴らしく、音質音量ともに豊かな上に重量もとても軽くなっています。これには1970年頃から某社会主義国がウクライナの文化を破滅させるために、楽器の重量をわざと重くしたと言う未確認の説があります。

一方のリヴィウ・バンドゥーラは後発の為にかなりの点で違いがあります。
1.楽器は薄い楓材に湾曲をつけてあり音の響きが素晴らしい。
2.ネックの太さが薄いために演奏がしやすい。
(チェルニヒーウとはベースと高音部の弦の割り振りが異なる)
3.高音部はハイAまで出せるようになっている。
(チェルニーヒウはGまで)
4.その構造ゆえ重量が物凄く軽くて大音量が出せる。

その反面として。
1.初期の楽器は弦の張力に耐えられなくなって歪んだ物がある。
2.同じくその関係でトップの表板が割れている物も多い。
3.初期型はベース弦が17本仕様の物がある。
(将来の持ち替えに影響が出るので後期型が良い)
4.生産量が少なくしかも製造中止なので値段も高い。
リヴィウ・ノンメカ

さて、ここまでいろいろと調べている人ならば別のもう一つの疑問にも気が付いているだろうと思います。それはバンドゥーラに付いている謎のレバー群です。

あれは一体なんでしょう?
Date: 2012.05.26
Category: 楽器について
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楽器をゲットする方法#2

バンドゥーラをゲットするための単刀直入な方法は、、、

今回は#2カナダ編として、入手するために楽器が多くある国へ出向く究極の方法です。私がウクライナ文化と接するきっかけとなったカナダはウクライナ移民が多いので必然的に楽器も多いはずです。

その中でも長年に渡る滞在でいろいろと知り尽くしているエドモントン市を取り上げてみます。

エドモントン市にあるバンドゥーラの殆どは親が子供に弾かせようとウクライナから持ち込んだものが多く、て95%はチェルニヒーウ・バンドゥーラです。意外にもメカニズムの付いた楽器もたまに出てくることがあります。

ウクライナから新品をもってきたけれど結局誰も弾かないと言う事になり、多くの場合楽器は地下室に長年眠る事になってしまいました。そんな訳でこの種類の楽器で良い状態のものは、カナダのエドモントン市で意外と簡単に探す事が出来ます。

私が最初に手にした楽器はウクライナ学生寮の倉庫にあった2本のうちの一本でした。これをレンタルしてもらって最初の数年間使わせてもらったのですが、レンタル料が楽器の値段を越えだしてしまい慌てて自分の楽器を手にしました。

当時は楽器を探すためにいろいろな方法を知る事になったのです。例えば友人の一人は地元の新聞の「売ります買います」を利用してかなり良い楽器を手に入れていました。もちろん新聞ですからタイミングが微妙なわけです。

エドモントン市には老舗のウクライナ書店があります。昔この店ではバンドゥーラの弦を在庫していたらしく、いつも一台くらいの委託バンドゥーラも置いてありました。(メカニズムが付いていて私の購入意欲を刺激したのですが、使い方が全然分からなかったので買いませんでした。結果として正しかったのですが、、、)

その後、だ~~れも買わないことが分かると店のほうは展示を終了してリストを常備するようになりました。上の理由によりウクライナからえっちらおっちら楽器を運んだけれど、結局娘は弾いてはくれないという現実に密かな転売を思いつき、この店にバンドゥーラを持ち込む(もしくはリストに載せてもらう)人が何人かいたのです。

このリストのお陰で一日に4~5台のバンドゥーラを見てまわる事が可能でした。面白い事に持ち主のほぼ全員はウクライナから来た人や2世でバイリンガルでも、楽器の知識はまったくと言っていいほどありませんでした。

同じく町の楽器屋にもバンドゥーラを置いてある店が2軒ほどあります。一軒は質屋なのですが楽器の取扱量がかなりの数を誇っており、バンドゥーラも常設してある(もしくは売れない物がそのまま置いてある)。ただし楽器屋なので値段は少し高めの設定になっています。

そんな訳でもしも所用でエドモントンに滞在したら素早くウクライナ書店へ出向き、バンドゥーラを探している旨を伝え、2軒の楽器店にも問い合わせをすれば、少なくとも数本のバンドゥーラを手にしてみる事は出来るでしょう。

忘れてならないのがこのホームページ。カナダ「売ります買います」のページです。ちょっと州別に調べてみるだけでも驚きの値段でバンドゥーラが売られている場合が必ずあります。
Date: 2012.05.26
Category: 楽器について
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どんな楽器を選ぶべき?#1

初めての楽器はいつの場合にもたくさんの不安が付き物です。特に初心者の場合はその楽器が自分に合っているものなのか、続ける事ができるのか、辞めた時のダメージ(金銭的)はどうなるのかが付きまとってきます。

私もバンドゥーラを始めるときは同じ問題を抱えていました。幸いにもバンドゥーラを教えてくれる人が見つかり、その人の口添えで楽器をレンタルする事になり、途中で辞めても懐はあまり痛まないと言う好条件が揃いました。

日本でバンドゥーラを始める場合には、上のリスクが付いてきますので相当の覚悟が必要になります。しかしそのような逆境でも敢えてバンドゥーラを追求しようと思うならば、むしろ自分に合うかどうかは楽器の方から判断してくれる可能性がでてきます。と言うのも、バンドゥーラは簡単に手に入らないから、必然が向うからやってくることも考えられます。

ここしばらくインターネットオークション大手のイーベイ上には、かなりの数のバンドゥーラが出展されていました。一番安いもので200ドル(16000円)、高い物で4000ドル(33万円)でした。ただし高い骨董的な楽器はここで取り扱わないので、最高では750ドル(61000円)と言う値段になります。

数量的には5台の楽器が出ていましたので、やはりネットオークションは選ぶチャンスが多いといえます。(浮き沈みはありますが、、)ウクライナへ出向いても楽器を比べるどころか、見ることも無しに帰国する可能性が高い事を考えると、これは相当に便利ですね!

試しに出展されている楽器の値段の平均値を出してみますと、63000円という数字が出ました。送付元を見るとほとんどがウクライナからの出展で、一台だけアメリカからということになりますから、やはりネットは本当に便利です。(ただしアメリカの物は国外送付しないとの事)

そして送料も平均を出すと大体15000円ですから、合計で約8万円という数値が出ました。これを高いか安いかは個人の判断にいりますが、私の経験からするとまずまずと言った感じです。

次にネット上で購入できるキーウモデルの楽器には、今回は出ていませんが稀に他の2種類の楽器が登場します。
Date: 2012.03.04
Category: 楽器について
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佐久間チューク

Author:佐久間チューク
バンドゥーラを弾いています。この楽器を日本で普及させるのが私の夢です。バンドゥーラについての疑問や質問などの情報交換の場になれば幸いです。

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