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#5バンドゥーラとの出会い

電話に出たダンスカンパニーの受付嬢が私に質問した。

「ウクライナダンスの経験はありますか?」

ウクライナダンサーとなってステージ上空を飛び跳ねて、さてはコサックダンスの中腰で足を交差するダンスで、1万人の会場から大喝采を浴びる、高級外車から巨大劇場のレッドカーペットの上へ降りると、女の子からキャ~キャ~言われ追いかけられて、、、

そう言う私のささやかな夢が上の質問で木っ端微塵となった。

考えてみたら当たり前ですね。トップグループが人を採用するためには経験が無ければ勤まらない。そんな事も忘れてしまうくらいに私はウクライナダンスに陶酔していたのです。

「ウクライナダンスの経験はありませんが日本舞踊ならできます」(因みに盆踊りはプロ級)すると受付嬢は「バレエの基礎はありますか?」と聞いてきた。幸い私はタップダンスの基礎とジャズダンスの基礎をある程度習ったことはある。

バレエは、実は何を勘違いしたのかニューヨークでタップを習ったついでにバレエの基礎を一日だけ受けた。(あのときの恥ずかしさはとても説明できない。何せ30人くらいの美女に混じってたった一人の日本人だから目立つ目立つ。おまけに慌てて買ったバレエ用のタイツのサイズが合っていなくて、色も白で、、、分かる人には分かる)

二大トップのウクライナダンスを諦めなければならなかった。次点のグループは返事をくれないのでどうしようもない。しかし先の受付嬢はアダルトグループを薦めてくれた。アダルトとは、要するに社会人ウクライナダンサーの集まりなのです。

トップを夢見ていた私にとっては大変な屈辱ではあったが、背に腹は変えられぬ。とりあえず見に行くだけ行ってみたのである。しかし期待と裏腹に大切な男性のソロは無くて、私の希望していたアクロバティックな、飛び上がったり、まわったり、コサックをするダンスとは程遠いい。

作戦を練り直す事にした。先ずは通える範囲にあるウクライナダンスカンパニーをリストアップし、片っ端から連絡をしていけばいいと思った。幸いエドモントンにはそう言う情報がそれなりにある。もう10年以上も前でしたが、その頃でさえ30以上のカンパニーがあった。グループを調べて名前、場所、電話番号を書いて、それに従って電話し続けてみる。

数箇所から色よい返事があった。興奮を抑えきれずにその場所へ向かうと、どうも様子が変でなにやら親子連れが目に付く。週末だからなのかな~~?と思っているうちにここは幼児のためのウクライナダンスカンパニーである事が分かった。

トップグループを諦めた理由はウクライナダンスの経験が無いためなのでした。ならばここで経験を積んで行けば文句はあるまい!そう思って入団を決めようか考えているうちに一つの張り紙が目に付いた。

「バンドゥーラ教えます」

「けッ!あの根暗の楽器か。習いたい奴なんかいないよ~ん」そう心で思った私は、いかにして子供のグループに潜入するかを検討し始めたのだった。
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Date: 2012.02.24
Category: 私とバンドゥーラ
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佐久間チューク

Author:佐久間チューク
バンドゥーラを弾いています。この楽器を日本で普及させるのが私の夢です。バンドゥーラについての疑問や質問などの情報交換の場になれば幸いです。

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