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私の楽器、チェルニーヒウ55弦

バンドゥーラを始める人がほとんど例外なく手にする楽器がこのチェルニーヒウ工場が作ったキーウモデルです。
チェルニヒヴ55弦楽器佐久間チェルニーヒウ55

わたしはこの楽器をカナダのエドモントン市で新品同様で手に入れました。実はエドモントンでは新品のバンドゥーラを手に入れるのはそれほど難しい事ではありません。バンドゥーラはほとんどの場合人の手によってウクライナから運ばれてきます。ウクライナが独立してから特にその傾向があります。

大概自分の娘に弾かせたい、孫に弾かせたいなどの理由で、これまた判で押したように同じなのです。しかしバンドゥーラを弾いている人はだれもいない、教えてくれる人もいないでは続けようが無いわけです。(実際は風前の灯ながらいますが、、、)

都市伝説は何処でも一緒です。特に情報の少ないウクライナでの、おまけにバンドゥーラとなれば尚更です。ウクライナでは、一家に一台くらい置いてある、普段から人々が親しんでいるなどと思いがちです。しかし実情は一家に一台どころがウクライナの楽器屋にも置いていない希少楽器なのです。

私がバンドゥーラを始めたときには楽器をレンタル(詳しくは別の機会に)していたのですが、何年も経ってバンドゥーラ・アンサンブルに参加するようになってようやく自分の楽器を手に入れました。グループのリーダーが自分の教会で張り紙をしたところ、すぐに楽器を売りたいと言う人が見つかって私のものになりました。値段は当事で$200カナダドル。だいたい日本円で2万5千円くらいだったでしょうか?激安でした。袋から楽器を出すと漆の香りがするくらい使われていなかったものです。

この楽器は現在一番良く見かけることができますが、それはそのはずこの楽器は1960年代後半から製造を止めた1991年までの間に、3万台の楽器を作ったということです。(ウイキペディア

この楽器の基調はト長調(G)です。高音部は高いハイGから下がってきてD#まで。ベースは高いCから下がって低いC#まであります。私はこの楽器を日本でバンドゥーラの普及に力を注いでいる方に譲ったので、詳しい事が段々分からなくなってきました。ただし北米で使われていた場合はベース弦の調律が異なります。

北米への移民はハルキウバンドゥーラを持って来たと言う背景から、楽器の調律が本国のウクライナとの進化の違いで別れてしまいました。北米では同じ楽器でも全音階(ダイアトニック)として利用する事になり、ベースの配列が高い方のベース弦Eから下がってロウAになります。

弦は12本なのでオクターブの違う同音がいくつか存在します。どちらがいいかは一長一短あります。私も最初はこれで教わりましたが、現在はベースをウクライナ式半音階(クロマチック)で使っています。この楽器の、特にベースをチューニングするときは注意が必要です。(別の機会に)

写真を良く見ると高音部の弦の配列に何箇所かの隙間が見えます。これが手のポジションを分かりやすくするために利用されるので、この楽器は特に初心者に向いていると言えます。この隙間に親指を入れるとそれがソの音(楽器の基音)になるので、たくさんある弦の中でもポジションを見失う事無いように出来ている訳です。

この楽器は古いものほど重量が軽くてよい音が出る傾向にあります。逆に新しいものほど楽器の質はあまり好ましくなく、重量が重いので重さを誇るような事態になって来ます。可能であれば古い楽器をお勧めします。詳細はまた別の機会に。
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Date: 2012.02.25
Category: 楽器について
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この記事へのコメント:

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Date2012.02.26 (日) 23:56:10

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佐久間チューク

Author:佐久間チューク
バンドゥーラを弾いています。この楽器を日本で普及させるのが私の夢です。バンドゥーラについての疑問や質問などの情報交換の場になれば幸いです。

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